最高を求める道程に終わりはありません

私は音楽に溢れた家庭に生まれました。仲間と楽器の演奏を楽しんだり、父のLINNシステムで音楽を聴きながら育ったのです。その過程で、父がLINNの仲間達と夜な夜なシステムの音質改善に取り組む様子を目の当たりにし、感銘を受けました。やがて私のLINNへの情熱は開花し、13歳の休暇に自らのLINNシステムを手に入れたのです。その後私は探究心を抑えることができず、エジンバラ大学で電気・電子工学を学び、ハイテク企業で働くこととなりました。
2003年10月、私はLINNに参画します。その頃LINNは、ネットワークを活用した製品を始めたところで、私が本格的なデジタル世代へラインナップを構築していく準備ができていました。
父がLP12でレコードの溝からできる限りの情報を引き出そうと考えたように、こんどは私たちがDSネットワークプレーヤーやEXAKTシステムでデジタルストリーミングと対峙するようになったのです。LINNは半世紀という長い道のりを歩んできました。しかし最高を求める道程に終わりはありません。

Gilad Tiefenbrun













