STEP01
LP12 mechanics
究極の精度で研磨されるセンタースピンドルと鏡面に磨き上げられた高硬度バイト刃用炭素鋼スラストパッドが1点のみで接する「シングルポイントベアリング」、そして最適位置にポジショニングされるサスペンションシステムが土台となるLP12ターンテーブル。
天然木プリンス(木枠)、ステンレス・トッププレート、過去モデルとは桁違いの強度と精度で完成された最新ベアリングシステムKAROUSEL、アルミ・錫・コバルト・マグネシウム・亜鉛の特殊合金を約4ヶ月の切削工程で生み出されるインナー・アウタープラッター、3箇所のスプリング・サスペンション・キット、ドライブベルトがLP12 mechanics(本体)の構成パーツです。
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Regular(標準仕様)

Plinth -プリンス- と呼ばれる本体木枠は、標準仕様として無垢材のBlack Ash、Walnut、Rosenut、Cherry、Oakをラインナップ。精巧な組み上げと補強リブによって長年の使用に耐える強度と伝統の風格を纏います。
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Fluted(スリット加工)

70年代オリジナル仕上げの要望によって復活した、4本のスリットが入ったレトロ仕上げ。エレガントな独特のルックスに根強いファンが多い。木材バリエーションは標準仕様と同一ラインナップ。
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Custom Color(カスタムペイント)

インテリアやこだわりのカラーに合わせて、お好みの塗装仕上げが可能です。RALカラーやPANTONEから色番号を指定して200種を優に超えるバリエーションからお選びください。
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BEDROK(最高音質)

最上の音質を求めるレコード愛好家に贈る究極のプリンスです。約40層のビーチ材を元の3分の1に圧縮することで高い強度と極小の共鳴を実現。振動ノイズのなさ、メカ機構の正確な働きを高め、静粛で安定した誰も体験しなかった音楽を再現します。
STEP02
サブシャーシ
回転するレコード盤/ターンテーブルとピックアップ部を強固に連結させる役目を持つのがサブシャーシです。2者がひとつのユニットとして結びつき、サスペンションを介し本体とアイソレーションすることで外部からの振動をシャットアウトします。
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KEEL(キール)

船の竜骨から名付けられたトップモデル。ジュラルミンの塊からアームボードと一体に削り出します。応力歪みを嫌い8時間かけて低速で切削。ハニカム状の肉抜き加工により重量バランスと響きのコントロールを行っています。
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KORE(コア)

KEELに近いパフォーマンスをよりリーズナブルな価格で提供するセカンドモデル。巧妙な折り曲げ加工で強度を高めたサブシャーシにアルミ削り出しのアームボードを航空機用グルーで接着しています。
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Standard Sub-chassis(スタンダードサブシャーシ)

KOREにも採用されるアルミ折り曲げ加工のサブシャーシに、ラミネート加工された木製アームボードをネジ留めします。初期型からの流れをくむLP12伝統のサブシャーシ。
STEP03
底部 / 脚部
製品全体の強度を高める補強効果と、下段に設置されるアンプ/大型トランスなどからのノイズシールドを行う重要パーツです。
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TRAMPOLIN(トランポリン)

4隅にサスペンション機能を備えた脚部を持つ底板で、脚部はそれぞれ独立して高さの微調整が可能。プレーヤー内のスプリングとは異なる最低共振周波数で支持することによって、最低域の諧調再現能力を改善します。
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SOLID BASE(ソリッドベース)

TRAMPOLINと同一の高品位アルミニウムプレートにシンプルなラバーフットを組み合わせたベーシックモデル。畳などの柔らかい床に設置する際は、針飛びの点からトランポリンよりも適しています。
STEP04
モーター / 電源ユニット
LP12の静謐な音楽再生を支えているのは、スムーズかつノイズの少ないモーター部と、それを高度に制御する給電システムです。
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RADIKAL(ラディカル)


磁束漏れやコギング、フリクションを極小化するDC ブラシモーターを採用するとともに、デジタルアルゴリズム&光学センサーで回転を制御するMCU(モーターコントロール・ユニット)で構成されるハイエンドモデル。2021年11月、さらに性能を高めた第2世代となっています(アップグレードあり)。フォノステージURIKAシリーズを組み込む場合、その電源供給も本機が担うためセット価格を用意しています。仕上げはブラックとシルバー。
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RADIKAL-AK(ラディカルAK)


トップエンドモデルRADIKALのスタンダードシャーシバージョン。内部仕様は同一であるため、本モデルもURIKAシリーズとの組み合わせが可能。
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LINGO 4(リンゴ4)

回転ノイズと電源ノイズを抑えるため、小電力型ACモーターを採用した外部電源ユニット。45回転レコード盤を楽しむためには、本モデル以上の電源が必要。FPGA、DAC、フラッシュメモリーを使ったハイテク機。
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Majik LP12 Power Supply(MLP12パワーサプライ)

家庭用コンセントの商用電源をシンプルに利用したベーシックモデル。日本においては地域によって電源周波数が違うため、50Hzタイプ60Hzタイプか確認の上ご指定ください。33回転レコード盤専用モデル。
STEP05
トーンアーム
カートリッジを強固に支え、抜群の応答レスポンスを誇る高感度トーンアーム群。いずれのモデルもLINNカートリッジの性能を高める3点固定が可能。
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EKOS SE(エコスSE)

抜群の強度を持つ壁厚わずか0.5mmの超軽量チタンパイプに、たわみに強いステンレスジンバル、ジュラルミンヘッドシェル、ブラス製カウンターウェイトを組み合わせた最高峰モデルです。前モデル比2倍の工作精度はもはや芸術品の域。
●形式:ダイナミックバランス ●針圧調整幅:0 - 3g ●適合カートリッジ:2 - 10g ●有効長:229mm ●オーバーハング:18mm ●ピボット・スタイラス間:211mm ●オプション:高重量カートリッジ用へヴィーカウンターウェイト
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ARKO(アーコ)

まさに名手の弓捌き(アルコ)のごとく無駄のない美しい動作。最先端の技術で高精度に加工された冷間引き抜き製法のA7075超々ジュラルミンが軽量製と高強度を両立させます。
●形式:スタティックバランス ●針圧調整幅:0 - 3g ●適合カートリッジ:2 - 10g ●有効長:229mm ●オーバーハング:18mm ●ピボット・スタイラス間:211mm
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KRANE(クレーン)

軽量アルミニウムチューブ、体積を削ったヘッドシェル、タングステンとサファイヤの垂直ベアリング、デュアル・セラミック水平ベアリングなど、数々のテクノロジーを集結。
●形式:スタティックバランス ●適合カートリッジ:2.5 - 17g ●有効長:229mm ●オーバーハング:18mm ●ピボット・スタイラス間:211mm
STEP06
カートリッジ
複雑極まりないレコード再生において、音溝の情報を余すことなくピックアップするカートリッジ。LP12のパフォーマンスを決定づけるラストピースです。
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EKSTATIK(エクスタティック)

高剛性と軽量化のためA7075をハニカム状に切削加工。またカートリッジに発生する共振を効果的にキャンセルするためアルミ/ブロンズ合金のネジ受けインサートを採用。EKOS SEとベストマッチとなる重量設計。
●形式:MCカートリッジ ●スタイラス:Microridge ●カンチレバー:サファイヤ ●適正針圧:2.0g ●自重:7.0g
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KANDID(キャンディド)

磁性体パーツの排除と、ヌードボディによって特徴的な軽量化を実現したモデル。また針圧印加時のトラッキングアングルを適正化する巧妙な設計は、本モデルならではの高音質を実現しています。
●形式:MCカートリッジ ●カンチレバー:ボロン ●適正針圧:1.75g ●自重:5.7g
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KENDO(ケンドー)

フラッグシップ機EKSTATIKと多くの共通要素を採用し、高いコストパフォーマンスを叶える高性能機。際立ってニュートラルな帯域バランスは、どんな音楽でも豊かなハーモニーとソリッドなインパクトを絶妙なミックスで再現します。
●形式:MCカートリッジ ●スタイラス:Super Fine Line ●カンチレバー:ボロン ●内部インピーダンス:12Ω ●負荷静電容量:1nF ●適正針圧:2.0g ●自重:7.6g
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KRYSTAL(クリスタル)

KANDIDのコンセプトを受け継ぎ仕上げられた高性能モデル。不要振動と俊敏なレスポンスのため航空機グレードアルミをT型に切削したヌードボディ採用。
●形式:MCカートリッジ ●カンチレバー:アルミニウム ●適正針圧:1.5〜2.0g ●自重:7.0g
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KOIL(コイル)

オーディオテクニカ社とのパートナーシップにより完成したハイCPモデル。サスペンションシステムなどにLINN独自の技術を盛り込み、想像を超える優れた性能を獲得しています。
●形式:MCカートリッジ ●スタイラス:Nude Microlinear ●カンチレバー:ボロン ●負荷静電容量:1nF ●適正針圧:2.0g ●自重:7.6g
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ADIKT(アディクト)

生命感抜群のボーカル、弾むドラムス、伸びやかなストリングス…。確かなサウンドクオリティーと使いやすいデザインは、Jazzバーやカフェなどのプロユースでも活躍しています。
●形式:MMカートリッジ ●カンチレバー:アルミニウム ●適正針圧:1.5〜2.0g ●自重:7.0g
STEP07
フォノイコライザー
カートリッジからの微細な信号を理想的に出力するLINNフォノステージ
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URIKA II(ユーリカ2)

アナログ方式では位相/振幅歪みの避けられないイコライジングの大半をデジタルで行うLINN最上位、LP12内蔵型MCフォノイコライザー。アナログセクションでの個体差やLR偏差は、ADコンバーター後のデジタルセクションで個別に補正を行います。出力はLINNオリジナルEXAKT LINKです。
●形式:LP12内蔵型MCフォノイコライザー ●ゲイン:可変 ●入力インピーダンス:可変 ●負荷容量:可変 ●出力:EXAKT LINK、TOS LINK
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URIKA I(ユーリカ1)

一般的なプリアンプと接続するためのLP12内蔵型MCフォノイコライザー。トーンアームとはわずか10cmほどで接続、デュアルモノA級フォノステージから外部にRCA/XLRライン出力される理想的な形態は、レコード再生を大事にしてきたあなたにこそ。
●形式:LP12内蔵型MCフォノイコライザー ●入力インピーダンス:75Ω ●負荷容量:10nF ●出力:XLRバランス、RCAアンバランス
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UPHORIK(ユーフォリック)

本体底面部の豊富なディップスイッチによりあらゆるスペックのMC/MMカートリッジに適合するバーサタイルなフォノイコライザーです。
●形式:MC/MMフォノイコライザー ●入力:XLR、RCA ●MCゲイン:+54/64dB ●MC入力インピーダンス:31〜1kΩ ●MC負荷容量:470p〜2nF ●MMゲイン:+44/48dB ●MM入力インピーダンス:45k〜52kΩ ●MM負荷容量:68p〜325pF ●出力:XLR、RCA ●仕上げ:シルバー、ブラック
















