最先端のテクノロジー。
LINNだからできること

TECHNOLOGY

人を豊かにするために
オーディオがあるべき

オーディオシステムがいかに完璧な音響バランスでサウンドを奏でたとしても、それを設置する部屋の影響を受けずにはいられません。「スペース・オプティマイゼーション」は、リスニング環境が持つ音響特性(定在波)の影響を取り除き最適化する、LINN独自の特許技術です。

LINNは人を豊かにするためにオーディオがあるべきだと考えています。いい音を聴くために不自由なレイアウトでオーディオシステムを置かなければならないのでは、本末転倒となってしまうでしょう。

Space Optimisation動画

あなたのお部屋でシステムのベストパフォーマンスを

スペース・オプティマイゼーションは、「部屋固有の特性」「スピーカーとリスナーのポジション」「スピーカーの種類」がどのように相互作用してサウンドに影響を与えるかを算出。それぞれの設置環境によって発生してしまう周波数のピークを取り除くことで、埋もれてしまっている音楽のエッセンスを浮き彫りにします。

この機能は歴代のすべてのLINN DSM/DS/EXAKTで可能。オーナーであれば誰でも享受でき、より良いリスニング環境を手に入れることができます。

  • 選択したスピーカーに合わせて最適化

    ドライブユニット配置やバスレフポートなどの有無など、スピーカーそれぞれの特性を考慮し、部屋の音響モデリングを行うことでサウンドを最適化します。

  • 視聴環境に合わせて最適化

    部屋の壁、天井、床に反射する音の波は、特定の周波数でピークを発生させますが、その素材(コンクリート、ボード、フローリング等)により音響エネルギーの反射量や周波数分布が異なります。スペース・オプティマイゼーションは、LINNサーバ上で行われる膨大な計算によりその音響特性を精密に算出し、そのピークを必要最小限だけ摘み取ります。

  • スピーカーを好きな場所に設置

    スピーカーの設置においては、壁との距離などによって特に低音域が重なったり打ち消しあったりするため、音響的に良い位置を探しスピーカーを設置する必要がありますが、時にこの場所が生活に不便な場合もしばしば。スペース・オプティマイゼーションは、生活やインテリアにとって相応しい場所にスピーカーを設置しても、優れたサウンドパフォーマンスを得ることを可能にします。

3つのなぜ

  • 1

    なぜピークを抑えるだけで、ディップを埋めないのか?

    ディップが生じている周波数帯は、音が打ち消し合ってキャンセルされたところ。そこにいくらパワーを注いでも、効果が得られないばかりか、必要以上にアンプやドライバーに負荷を与えてしまうからです。

  • 2

    なぜマイクで測定せず、
    寸法比などを入力するだけなのか?

    マイクを使った測定と解析では、僅かなマイク位置のズレやマイクの個体差など不確実要素が大きいこと、またスピーカー特性と部屋の特性を渾然一体に収音することとなるため、LINNが目的とする部屋の音響特性へのアプローチができないことが挙げられます。

  • 3

    なぜ最低音域に限定しているのか?

    定在波を生じやすいのは波長の長い低音域。また、低音域はエネルギーが大きいため、減衰に時間がかかり音楽への影響がとても大きくなります。LINNはイタズラに音楽そのものを加工することを避けるため、主要な音楽領域である80Hz以上には触ることなく、改善効果の高い最低音域に限定しています。

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